
新しいパソコンを買ったら「Microsoft 365を契約してください」って言われたんだけど…それって昔の「Office」と何が違うの?
こんな疑問、とても多いんです!実は「Microsoft 365」と「Office」の関係、知らないままだと損をする可能性があります。
この記事では、Microsoft 365とOffice 2024の違い・価格・何が使えるかを、PC初心者の方でもわかるようにまとめました。
「どちらを選べばいいか迷っている」という方も、最後まで読めばスッキリ答えが出るはずです。ぜひご覧ください!
Microsoft 365とは?「Office」と何が違うの?
昔の「Office」が「Microsoft 365」になったの?
「Microsoft 365」という名前を聞いてピンとこない方も、「Office(オフィス)」なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
実は、かつて「Microsoft Office 365」と呼ばれていたサービスが、2020年に「Microsoft 365」へと名称変更されました。WordやExcelが使えるソフトの「仲間」なんです。
ただし、現在は「Microsoft 365」と「Office 2024」の2種類が存在しています。この2つは名前は似ていますが、しくみが大きく異なります。
現在のOffice系サービスは大きく2種類
① Microsoft 365(サブスク型):毎月・毎年料金を払って使う
② Office 2024(買い切り型):一度購入すればずっと使える
サブスク(月払い)と買い切り、2種類ある理由
たとえば、動画配信サービス(NetflixやAmazon Prime)のように「月額を払い続ければ最新コンテンツを楽しめる」のがサブスク型です。Microsoft 365もこれと同じしくみで、契約している限り常に最新バージョンのOfficeが使えます。
一方、買い切り型の「Office 2024」は、DVDソフトをお店で買うイメージです。一度購入すれば追加費用なしで使い続けられますが、新しい機能は追加されません。
「サブスクは払い続けるのが不安」「買い切りのほうが安心」という気持ちはよくわかります。でも、どちらが得かは使い方によって変わります。この記事の後半で詳しく比べていきますね!
Microsoft 365で使えるアプリ・サービス一覧
Word・Excel・PowerPointなど定番アプリが使える
Microsoft 365に含まれる主なアプリは以下のとおりです。
- Word:文書作成・レポート・履歴書など
- Excel:表計算・家計簿・データ管理など
- PowerPoint:プレゼン資料・スライド作成など
- Outlook:メール・予定表の管理
- OneNote:デジタルメモ帳
たとえば、職場でExcelを使った報告書を作りたい、自宅でWordで手紙を書きたい、といったあらゆる場面でそのまま使えます。
これらのアプリはWindowsパソコンだけでなく、MacやiPhone・Androidにもインストールできるんですよ。
OneDrive 1TB&Copilotも付いてくる
Microsoft 365が単なる「Officeのサブスク版」と違うのは、クラウドストレージ「OneDrive」の1TBが付属する点です。
たとえば、1TBというのは写真なら約25万枚、動画なら数百時間分を保存できる大容量です。パソコンが壊れてもクラウドにデータが残るので、突然の故障でも安心なんです。
OneDriveについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
OneDriveとは?無料5GBの使い方
さらに、2025年からはAI機能「Copilot(コパイロット)」もMicrosoft 365 Personal・Familyに標準搭載されました。WordやExcelの中でAIに文章の要約や数式の提案を頼めるようになっています。
Copilotの使い方は別記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください!
【2026年版】Microsoft Copilotの使い方!初心者向けに徹底解説

Office 2024にはCopilotや大容量OneDriveは含まれないんですか?
そうなんです。Office 2024(買い切り版)にはOneDriveの大容量ストレージもCopilotも含まれません。これがMicrosoft 365との大きな違いのひとつです。
プラン・価格を比較(2026年最新)
Personal・Familyの違いを表で整理
Microsoft 365の個人向けプランは主に2種類です。価格は2026年4月時点の公式価格です。
| プラン | 年額 | 月額 | ユーザー数 | OneDrive | Copilot |
|---|---|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Personal | ¥21,300 | ¥2,130 | 1人 | 1TB | 含む |
| Microsoft 365 Family | ¥27,400 | ¥2,740 | 最大6人 | 計6TB | 含む |
| Office Home 2024(買い切り) | ¥34,480(一度のみ) | — | 1人 | なし | なし |
| Office H&B 2024(買い切り・Outlook付) | ¥43,980(一度のみ) | — | 1人 | なし | なし |
たとえば、ご夫婦やご家族で使いたいなら「Microsoft 365 Family」がお得です。最大6人でOneDriveを共有でき、1人あたりにすると月額わずか500円以下になります。
Microsoft 365 Personal および Microsoft 365 Family に、Copilot と Designer が含まれるようになりました。
Windows Blog for Japan
つまり、Microsoft 365を契約するだけで、WordやExcelの中からAIアシスタントを使える時代になったということです。
Office 2024(買い切り)との損益分岐点は約2年
「毎年払い続けるより、一度買い切ったほうが安いんじゃない?」と思う方もいますよね。実際に計算してみましょう。
| 期間 | Microsoft 365 Personal(累計) | Office Home 2024(買い切り) |
|---|---|---|
| 1年 | ¥21,300 | ¥34,480 |
| 2年 | ¥42,600 | ¥34,480 |
| 3年 | ¥63,900 | ¥34,480 |
2年を境に、Microsoft 365の累計費用がOffice 2024の買い切り価格を上回ります。
ただし!Microsoft 365には毎年最新機能・Copilot・1TBのOneDriveが含まれます。単純な価格だけでは判断しきれない価値があるんです。次のセクションで「あなたに合う選び方」をまとめますね。
あなたにはどちらが向いている?
Microsoft 365が向いている人
以下に当てはまる方は、Microsoft 365がおすすめです。
- スマホやタブレットでもWordやExcelを使いたい
- 大切なデータをクラウドにバックアップしたい
- 家族や職場のメンバーと共有して使いたい(Familyプラン)
- CopilotなどのAI機能を活用したい
- 常に最新バージョンを使い続けたい
たとえば、外出先でiPhoneからExcelファイルを確認したり、OneDriveに保存した書類を別のパソコンで開いたり、という使い方をする方には、Microsoft 365がぴったりです。
Office 2024(買い切り)が向いている人
一方、次のような方には買い切り版のOffice 2024が合っているかもしれません。
- 使うのは自宅のパソコン1台だけ
- 毎月の支払いが増えるのは避けたい
- OneDriveやCopilotは特に必要ない
- 同じパソコンを3年以上使い続ける予定がある
たとえば、「年賀状づくりにWordを使うくらい」「自宅で家計簿のExcelだけあればいい」という方なら、買い切り版で十分なケースが多いです。
なお、Excelのみを無料で使いたい場合は「Excel for the Web」という選択肢もあります。詳しくはこちらをご覧ください。
Excelを無料で使う方法
よくある質問(FAQ)
スマホやタブレットでも使えますか?

iPhoneやiPadでもWordやExcelを使えるの?
はい、使えます!Microsoft 365はWindows・Mac・iPhone・Android・iPadに対応しています。
インストールできる台数は無制限ですが、同時にサインインして使えるのは最大5台までです。たとえば、パソコン・スマホ・タブレットの3台を使う場合でも、問題なく利用できます。
解約したらデータや作成したファイルはどうなる?

もし解約したら、これまで作ったWordやExcelのファイルはどうなるの?
ご安心ください。パソコンに保存していたファイル(.docxや.xlsxなど)はそのまま残ります。
ただし、解約後はWordやExcelが「閲覧のみ」の状態になり、編集・保存ができなくなります。継続して編集したい場合は、無料のExcel for the Webを活用するか、Office 2024の購入を検討しましょう。
OneDriveについては、解約後に無料枠の5GBを超えている場合、猶予期間(約30〜90日)を過ぎると超過分のデータが削除されます。解約前に必ずデータをパソコンへ移動させてください。
無料でOfficeを使う方法はある?
あります!Microsoftが提供する「Excel for the Web」や「Word for the Web」は、Microsoftアカウント(無料)があればブラウザで使えます。
たとえば、ちょっとした表計算や文書作成なら無料版でも十分なことが多いです。ただし、マクロ(自動化機能)や一部の高度な関数には非対応です。
Officeを完全に無料で使いたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Excelを無料で使う方法
まとめ:Microsoft 365かOffice 2024か、迷ったらこう選ぼう
この記事でお伝えしたポイントをまとめます。
- Microsoft 365はサブスク型。常に最新機能・Copilot・OneDrive 1TBがセット
- Office 2024は買い切り型。一度の購入で使えるが、OneDrive・Copilotは含まれない
- 費用面では2年が損益分岐点。2年以上同じパソコンだけで使うなら買い切りが安い
- スマホ・タブレットでも使いたい・クラウド保存したいならMicrosoft 365一択
- 無料でも「Word/Excel for the Web」が使えるので、まず試してみるのもアリ
まずは自分の使い方を振り返って「どちらが合っているか」を考えてみてください。迷ったらMicrosoft 365 Personal(年額¥21,300)を1年試してみて、使い勝手を確認するのがおすすめですよ!
参考文献
- Microsoft「Microsoft 365 のプラン & 価格を比較」https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/buy/compare-all-microsoft-365-products
- Microsoft Support「What’s the difference between Microsoft 365 and Office 2024?」https://support.microsoft.com/en-us/office/what-s-the-difference-between-microsoft-365-and-office-2024-ed447ebf-6060-46f9-9e90-a239bd27eb96
- NECネッツエスアイ「Microsoft 365 インストール・サインインは何台まで?」https://symphonict.nesic.co.jp/workingstyle/microsoft365/how-many/
- Microsoft Learn「サブスクリプションが終了したとき、データとアクセスはどうなりますか?」https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/commerce/subscriptions/what-if-my-subscription-expires

ぽち太
神奈川県在住の20歳・現役大学生。パソコン歴12年。Microsoft製品・Windows・PC基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説するブログ「1歩進むデジタル術」を運営中。公式情報源をもとに、正確でわかりやすい記事づくりを心がけています。

